皆さんはシャンプーを買う際には何を基準にして選んでいますか?
香りや、パッケージの可愛さなんかもありますが、結局1番大事なのはシャンプーに入っている成分です。
今回はシャンプーを選ぶ際にポイントとなる、『良い成分』と『悪い成分』をご紹介していきたいと思います。
ポイント
- 成分なんか見ても良いか悪いかなんてわからない
- 頭皮が弱くても使えるシャンプーは?
- ブリーチしてるんだけど市販でもケアできる?
なんて方はこの記事を参考にして見てください。
ヘアケアマイスターの資格を持っている僕が紹介していきます。
ブリーチ毛にオススメのシャンプーはこちらでも
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ブリーチ毛に最適な至高のシャンプー見つけました / ハホニコのケラテックスがオススメな3つの理由
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成分全部を覚える必要はありません。良いものと悪いものだけでも覚えてください。
目次
これだけは使うな。『硫酸系』のシャンプー
市販のシャンプーで多いのが『ラウレス硫酸』や『ラウリル硫酸』が主成分のシャンプーです。
高級アルコールなんて部類に入るんですが、安価で生成できて利益が出やすいため価格が安いシャンプーに多く使われています。
過去に厚生省が、
皮膚への刺激が強く、皮膚障害を起こす恐れがある
といっているくらいです。
洗浄力が強く泡立ちもいいんですが、皮膚や髪への刺激が強いです。
脂分を取りすぎてしまうので乾燥やパサつきを引き起こしてしまいます。
も脂の取りすぎが原因です。
もちろんカラーの抜けも早くなるのでケラスターゼ のカラー用のシャンプーがお勧めです。
シャンプーは裏面の『水』の次に来る成分が主成分です。
ここは必ずチェックしてから買うようにしましょう。
僕も美容師になる前は、知らないで実家にあるものを使っていましたが、頭皮が痒くなるなどの問題は多々ありました。
モコモコの泡立ちと、いい香りで使い勝手は良かったんですが、頭皮と髪には良くなかったみたいですね。
硫酸系の成分は、毎日ワックスとスプレーを大量に使うなんて人には、しっかり洗浄力があっていいですが、他の成分でも2度洗いすれば問題ないです。
デメリットをまとめます
注意
・カラーの抜けも早くなる
・脂を取りすぎるために、夕方くらいにベタついてくる
皮膚が弱い人は『ベタイン系』シャンプー
肌の刺激のことを考えると、『ベタイン系』のシャンプー1択でしょう。
ベビーシャンプーにも使われている成分です。
安全性も高くそれほど価格も高くないものが多いです。
裏の表記を見て『〜〜〜ベタイン』とかいてあるものを選びましょう。
先ほど紹介した『硫酸系』の成分よりかは、洗浄力や泡立ちが劣ります。
油分が多い人や、スタイリング剤を沢山つける人は2度洗いしましょう。
ポイント
- 頭皮が弱くていつも痒くなる
- 価格は抑えたいけど、いいシャンプーが使いたい
- 赤ちゃんと一緒に使いたい
なんて人にはお勧めです。
デメリットもまとめます。
注意
・洗浄力は抑えめなので2度洗い推奨
・市販シャンプーだとあまりないかも
これらに当てはまる人は使って見てください。
髪のことを考えるなら『アミノ酸』1択
髪のダメージやパサつきが気になる人は、『アミノ酸系』シャンプー1択です。
優しい洗浄力と安全性。
しっとり仕上がるのが特徴の成分です。
アミノ酸のシャンプーは以下のものが主成分のものが多いです。
裏の表記にこれらが入っているものを選びましょう。
カラーしている髪や、ブリーチやパーマでダメージしている髪にもお勧めです。
色持ちも良くなり、パサつきが多少収まります。
ポイント
- ダメージしている髪
- パサつきや乾燥がきになる
- 頭皮の刺激も少ない方がいい
なんて人にはお勧めです。
デメリットもまとめます
注意
・価格が高いものが多い
・しっとり感が強いものは、髪が細い人には向いてない(髪が潰れてしまう)
・洗浄力は弱いので2度洗い推奨
アミノ酸より希少な『ケラチン』
シリコンは入ってない方がいいの?
最近の『オーガニック』や『ボタニカル』ブームでノンシリコンが正義と認知されている世の中ですが、ダメージしている髪にはシリコンは必要です。
オーガニック派の人には『スプリナージュ』がオススメです。
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シリコンは髪や頭皮に残って、悪影響を及ぼすと言われています。
ただシリコンが入っていると指通りが良くなったり、つるっとした質感になります。
髪が絡んだり、指通りが悪くて引っかかって髪が切れたりしては本末転倒です。
バージン毛やダメージがあまりない髪はノンシリコンでもいいでしょう。
ダメージしている髪はシリコンが入ったものを使うか、トリートメントを毎日しましょう。
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よくオーガニック系のシャンプーで『サルフェートフリー』なんてワードが打ち出されているシャンプーもあります。
これは『硫酸系』の成分はつかってませんよ〜ってことでもあるんですが、ここで注意して欲しいのが、
オレフィンスルホン酸Na
という成分です。
シリコンの有無はあなたの髪質に合わせて、選びましょう。
今日のおさらい
今回の記事をしっかり読めば、悪いシャンプーに当たる可能性も低くなるはずです。
新しいシャンプーが出てきても、成分で選ぶことができるようになるので安心ですね。
今回の記事をまとめますね
ポイント
・『硫酸系』の成分は刺激が強いので、頭皮環境の悪化につながりやすい
・赤ちゃんにも使える『ベタイン系』は頭皮が弱い人にお勧め
・髪を綺麗にするならしっとり感のある『アミノ酸1択』
・シリコンは入っていた方が、指通りは良くなるので髪質によって使い分けよう。
こんな感じで僕なりのお勧めを紹介させていただきました。
10数年いろんなシャンプーを使ってきた現役美容師の意見です。
ぜひ参考にして見てください。
ちなみに毛髪知識に富んだヘアケアマイスターの資格も持ってますのでご安心を
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遠藤 拓馬
nico...高田馬場所属 副店長 カラーディレクター
ヘアケアマイスターの資格を活かした『色落ちしても綺麗』なダメージレスブリーチを得意としています。
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それじゃまた〜